人によって不動産投資をやる目的は様々

もしものときに備えてやるのもそのひとつ

最後に紹介するのは西村薫さんという方の「不動産投資ブログ」です。
ブログのタイトルは「ベイサイド・ファンハウス社長の日記」です。

西村さんは、もともとは経理関係の仕事をしていたサラリーマンでした。
当初は会社がつぶれてもおかしくない時代であることから、何かがあっても当面の生活が維持できるようにという目的で「不動産投資」に興味を抱きます。

そして2007年、千葉県に築20年の2DK×12部屋という木造アパートを5000万円で購入します。
ところが、仕事上のストレスなどから2008年に「パニック障害」と「不安障害」を発症し、休職期間を経て、会社を退職することになります。
そんな時に西村さんの生活を支えてくれたのが、アパートからの家賃収入でした。
前後して1K×9部屋という木造アパートも購入しています。

普通は「パニック障害」や「不安障害」という心の病気をした上で、会社を退職してしまった場合、今後の生活のことで頭がいっぱいになってしまい、ますます病気を悪化させてしまう悪循環に陥ります。
しかし、西村さんは自分が購入していた木造アパートの家賃収入によって、経済的な不安から解放された状態で、自分の病気の治療に専念することができました。

これは非常に大きな意義をもつことではないでしょうか。
西村さんは大きな利益を追求するような投資スタイルではありません。
しかし、「病気」を抱えると路頭に迷うことがある我が国において「病気」を抱えても尚、大家として生きることができるということを体現なさっている方でもあります。

「不動産投資」をやる目的の1つに「もしものための」というリスクヘッジ的な部分があると思いますが、この「不動産投資家ブログ」は、まさに「もしも」が起こった場合の参考になる非常にためになるブログです。
専業大家として「病気」を抱えながらも、試行錯誤して色々な手法を取り入れる西村さんの「不動産投資家ブログ」は多くの人の希望になることでしょう。
特に管理会社と信頼関係を築き、強靭なタッグを組んで、空室を解消していく様は、おおいに参考にしたい姿勢です。

また自営業を辞めた西村さんのお父様が、これまでの経験を生かして、物件の修繕などを行っています。
家族のマンパワーを生かすという点や、高齢者のパワーを生かすという発想は今後の物件管理の上で大変、ヒントになることでしょう。